「お金持ちになりたい!」漠然とそう思って貯金していてもお金はなかなか貯まりませんよね。
なので貯金する目的が必要になってきます。
「家を建てたい!」とか「子どもの大学進学費用を準備したい」など、それぞれに色々な目的が考えれると思います。
では、「みんなの貯蓄の目的」は何でしょうか?
全国5,000世帯の調査結果から「みんなの貯蓄の目的」を見ていきましょう!
みんなの貯蓄の目的データ
みんなが何のために貯金しているのか?気になりますよね!
そこで、金融広報中央委員会の運営する「知るぽると」というサイトからデータを持ってきました。
知るぽると内の家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和5年調査結果よりデータを抽出し作成したものが以下の表です。
全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)へのインターネット調査で「あなたのご家庭では、どのような目的で金融資産を保有していますか。」に対する回答の割合のデータになっています。
データの考察
表を見る限り、老後資金のために貯蓄されている人が圧倒的に多く、67.4%もあります。
7割近くの世帯が老後資金のために貯蓄をがんばっている姿が見えてきました。
次が病気や災害などの緊急時の対策です。
48.0%ということで、約半数が病気や災害に備えて貯蓄しているようですね。
それから教育資金や旅行・レジャー費用を貯めている世帯の割合も2割程度。
意外にも住宅の購入資金などのために貯蓄されている人は少なめで、8.3%になっています。
これは、住宅はローンで購入する人が多いからかな?
頭金を入れずにフルローンを組むのがトレンドみたいではあるけれど…。
みなさんはこの結果を見てどう思いましたか?
目的をもとに目標額を決めるべき
このデータでは貯蓄目標額はわからなかったのですが、「□□のために〇〇〇万円貯める!」という具合に、達成したい目的に合わせた目標額はかならず設定すべきですよね。
目標額を設定せずに目的だけもっていてもお金はたまりにくいからです。
あと、目的はできるだけ具体的な方がいいかも。
たとえば、家を建てるのが目的の場合に、「家を建てたい」だけじゃなくて「○○の土地に2階建ての2世帯住宅を建てるぞ!」とか、もっと具体的に「〇〇建設にお願いして建てる」なんてことまで明確にしたり、理想の間取りを思い描いておくと目的がハッキリして目標額も決めやすいです。
目的が明確だと想像するのも楽しくなり、貯蓄スピードが段違いに早くなりますよ~!
老後2000万円問題で意識が変わった?
データをまとめていて、老後2000万問題が騒がれたことで貯蓄目的に変化はあったのかな?とふと気になってきました。
老後2000万問題がクローズアップされたのは2019年(令和元年)ごろ。
そこで、老後2000万問題発生の前、2018年(平成30年)のデータと比較してみました。
5番目の老後の生活資金にあてるためと回答した割合は、ほぼ横ばいでした。
なんだか肩透かしをくらった気分。
老後2000万問題って世間であれだけさわがれていたのに、実は個人個人にはあまりひびいていなかったんかーい!って感じ。
私としては老後2000万問題をきっかけに、老後資金の対策を始めた人が劇的に増えたんちゃうか?と期待してたのですが…。
高級老人ホーム入居のために2億円貯めたい!
私は将来高級老人ホームに入居するために2億円貯めたいと思ってます。
正直2億円はかなり遠いというか、このままでは到底無理なのですが、それでも高級老人ホームに少しでも近づきたくてがんばってます。
ちなみに、高級老人ホームは具体的に「あそこの高級老人ホーム」とターゲットを決めています。
もちろん、私が入居するころにそこが空いているかはわかりませんし、それまでにもっといいところが見つかるかもしれません。
それでもいいねん。
とりあえずかなり大きな目標を持つことで貯蓄をがんばれるし、貯めておいて損はないと思うから。
ちなみに2億円というのはてきとうに出した金額じゃなくて、入居費用や月額費用、生活費などを見積もって出した金額です。(夫婦二人で入居する予定で計算)
それにしても老人ホームってほんと高いよね~!もう少しなんとかならんかなぁ?
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