貯金が好きな子どもってめずらしいのかな?あなたはどうでしたか?
私は子どものころ貯金が大好きな子どもでした。
そんな私が子どものころ貯めたお小遣いやお年玉を母に取り上げられた話を聞いてください!
お年玉全額を貯金へ
小学生のとき、毎月学校にやってくる業者さんが貯金の業務をしていました。
私は毎年もらえるお年玉を一切使わずに全額そこへ預けていました。
お小遣いは少額でしたが、それもほとんど使わず貯金へ。
毎月残高を見るのが楽しみで仕方なかったです。
小学校卒業時、残高は数十万円に
そんなこんなでかなりガッツリ貯金にはげんだ結果、小学校卒業のときには貯金額合計が数十万円にふくらんでいました。
私はうれしくてうれしくて!
で、その貯金はたぶん小学校卒業と同時に解約か何かで別の口座へ移す必要があったんですね。
わたしはその全額をゆうちょへ移し替えようとしたんです。
手続きは母がやらなきゃいけないかったのかな?
卒業後しばらくして私は移し替えられたゆうちょ口座の通帳を母から受け取りました。
えっ!残高が半分以下に!
渡された通帳の残高を見てがくぜん!
何と残高が半分以下になってました。
「え?どういうこと?」
と一瞬考えましたが、
「あ、お母さんが取ったんや!」
と理解しました。
そして同時に母に対する殺意がわきました。
(ぶっそうですみません!)
私の貯金を半分以上取るなんて!(怒)
当時、私の家はある程度裕福で毎月銀行員が家まで来て何か手続きしてたくらいでしたし、
母は長者番付だか何だかに父が掲載されているとうれしそうに話すこともあったので
決して困窮していたわけじゃないと思います。
(というかお金持ちだったはず)
なのに私の貯金から半分以上取るなんてありえへん!
私がほしいものを我慢して一生懸命貯めた貯金を何も言わずに勝手に取るなんて!
怒りしかありませんでした。
もしかしたら母が「子どもに大金を渡すなんて」と考えて減額したのかもしれませんが
当時の私がそこまで思い至るはずもありません。
このことを今でも鮮明に覚えているのはやっぱりめちゃくちゃ腹が立ったからだと思います。
かなり落胆もしました。
でも母には何も言いませんでした。
なぜか何も言えなかったんです。
母の対応を教訓に
この母の対応の経験を教訓に
私は子どものお小遣いやお年玉は取らないように気をつけています。
取らないどころか預かって数十倍にして返しました。
子ども自身はそれをありがたいとも何とも感じていないみたいですが、
私の自己満足なので子どもに喜んでもらえなくてもいいんです。
とにかく母みたいになりたくはなかった。
正直、いまでも母をうらんでいます。
母は老後貧乏に
実は母は老後になって困窮しています。
老後貧乏ってやつですね。
でも母に生活費を援助しようなんて気はおきません。
母の老後生活が苦しいのは、私の貯金を取り上げた罰が当たったんちゃうかな?
こんなこと言うわたしにも罰が当たるかな?
心がせまくてお恥ずかしい限りですがどうしても誰かに聞いてほしくて…。
母に感謝していること
もちろん、母に感謝することもあるんです。
「あんな母親にはなるまい」と反面教師になってくれて、
身近にこういうモデルがいたことで、私は最悪の母親にはならずに済んだ気がするので…。
あと、干渉せずにおおらかに育ててくれました。
自由にのびのびと成長できたような気がしています。
というわけで母に感謝していると言いつつ、ほとんど愚痴ばかりになりましたが今日はこの辺で!
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