今って子どもへの金融教育がはやっていますよね。
それにともなって子ども向けの金融教育本もぞくぞくと出版されています。
ハッキリ言って今の子どもたちがうらやましい!
今回は昔の金融教育についてざっくばらんに書きたいと思います。
昔は学校図書館にお金の本なんてなかった
むかしは小学校の学校図書館にお金の本なんてなかったですよね。
昔話的なものならあったけど、マネーリテラシーが上がるような、金融教育を目的にした本はゼロ。
「あったけど読んでないだけでは?」と疑問に思うなかれ。
わたし、これでもものすごい読書が大好きで、小学校の図書館の本は間違いなくすべて読破してます。
図書館(というか図書室かな?)にある辞書まですべて読んだんです。
学校に私の名前が残っているくらい(笑)。
私がその小学校卒業後10年くらいあとに同じ小学校にいとこが入学したのですが、私の名前が残っていてびっくりしてました。
その私が「金融教育の本なんて絶対になかった!」と言い切るのですから間違いないです。
だから私は昭和の子どもとして、例にもれず金融知識ゼロで育ちました。
ちなみに、いま調べてみたら学研の「ひみつシリーズ」に「お金のひみつ」があったようですが、これも1985年5月発売なので、むかしはなかったですねー。(あ、歳がバレる…)
オススメの金融教育本
ということで「むかしはそんな本なかったやん!」とひがんでいても仕方ないのでいくつか金融教育本をピックアップしてみました。
実際に読んでみてオススメのものだけ紹介します。
学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと
まずは旺文社の「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ第3弾、お金のこと編です。
マンガで読みやすく、網羅的にお金の基礎が学べるので、とっかかりにはもってこい。
小学校低学年向けかな。
2024年3月に改訂版が発売されるので、改訂版の購入がオススメ!
ドラえもん社会ワールド お金のひみつ
ドラえもんが好きならこちら。
マンガと解説で読みやすく仕上がっています。
2014年発行とやや古いのがたまにキズ。
お金の攻略法
個人的な好みはこの本が一番。
目指したのは、とにかく実践的であることです。
編集担当
そのために、道徳的な内容は極力なくしました。
とあるように、とことん実践的な内容。
金融教育というと下手すると道徳的な内容が多い中、こちらはそういうのをできる限り排除しているので、「すぐ効果が出そう!」と思えることが多いです。
特に「お金を増やす」ことにフォーカスしている点にも注目。
漫画 バビロン大富豪の教え
「漫画 バビロン大富豪の教え」は、名著「バビロン大富豪の教え」を読みやすいマンガにしたもの。
マンガなので子どもでもとっつきやすいし、オススメ!
大人が先に小説版を読んでおいてもいいかも!
小説版 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則さらさらっと読めるので大人のエンターテインメントとしてもオススメ。
池上彰のはじめてのお金の教科書
「はじめての」とタイトルにあるけれど、どちらかというと応用編といった感じ。
経済のこととか、まずはそこまで学ばなくてもいいかな?と感じましたが、池上さんなのでやっぱりわかりやすいのがイイです。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
中高生なら、「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」がオススメ。
ちょっと分厚いのがたまにキズですが、その分内容が濃くて、学べることが多いです。
大人も金融リテラシー向上のために読んでみるといいと思います。
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